ミラノサローネ
デザインの中心都市ミラノでは、毎年ミラノサローネ家具国際見本市が行われます。家具、装飾、デザイン業界において国際的にとても有名なイベントです。
毎年4月に1週間、2005年マッシミリアーノ・フクサス氏が手掛けたRhoの展示会場に、経営者、デザイナー、ジャーナリストが集まります。世界の、住宅の装飾やコンセプト、光、新技術のプロトタイプやパフォーマンスについて提案、展示がなされます。
ミラノサローネの期間中、毎年コンクールが開かれ、若者を対象としたデザイナーズ賞を決定します。ビジネス上関係のない方でも、最後日のサローネには参加できます。
この展示会に合わせてミラノの街のあちらこちらで朝から夜までアートのイベントが開催されます。産業的エリア、バー、工房などがデザインを愛する人たちに開放され、パフォーマンス、パーティー、アペリティーボなどを催しています。
ミラノ校が近くにある辺りはこのイベントの中心的な場所です。毎年60か所に150以上の店舗が軒を連ねます。
他にはブレラ、ポルタ・ガリバルディ、コルソ・コモ、ポルタ・ロマーナ、ヴェントゥーラ ランブラーテなども盛り上がります。
ミラノ・ファッションウィーク
ロンドン、パリ、ニューヨークと共にミラノにもファッション・ウィークがあります。2月~3月に1回と9月~10月に1回、ファッションショーがあり、ミラノコレクションとして世界中から注目され、雑誌社を始めファッション業界から大勢の関係者が集まります。
イタリアファッションウィークはファッション全国会議所により運営され、非営利団体としてイタリアファッションの推進、若いデザイナー育成のサポートを行っております。
ミラノ・ファッションウィークの期間中、世界中からファッション愛好家が集まり、街中一帯がファッションイベントと化します。店舗は普段より遅くまで営業し、ミラノ市内はアペリティーボやファッション映像が放映される巨大スクリーンなどを楽しむことができます。
コレクションのショーが無い期間中でも、夏やクリスマスのファッションイベントや販売キャンペーンを実施されていますので、ミラノは常にファッションが活きづいた街です。