ご出発前に
ビザ取得手続きについて
イタリアでの楽しいご滞在の前に、イタリア留学にはいくつかの書類が必要になりますので、よく確認しておきましょう。
まずは、外務省のサイトであるvistoperitalia.esteri.itでは、イタリアに入国するためのビザが必要かどうかを確認することができます。(イタリア語か英語表記)
ご自身の渡航について調べたい場合には、出身国、滞在期間、および滞在理由などの項目を入力すると、イタリア出発前のビザ申請の必要有無や、ビザ申請のために準備しなければならない書類一覧が画面に表示されます。
下記は、EU以外の国籍をもつ学生に必要な一般的書類です。:
- 入国ビザ申請書
- 直近の証明写真
- ビザ申請期間より、少なくとも3ヶ月以上の有効期限があるパスポート
- イタリアでの滞在証明:宿泊先の予約証明やホームステイ先の証明など
- 2000年3月1日施行の省令、表Aに定められた額以上のイタリア滞在費用の証明
- 保険証明書
- 入学証明書
Fonte: vistoperitalia.esteri.it
保険の取得方法について
当校は、留学する皆様の安心と安全を確保するために、信頼できる保険プロバイダーguard.meと共に作成した特別な保険プランをご用意しております。
当校が提携するguard.meは、Language Travel Magazine スター・アワードの最優秀国際保険プロバイダーを5回受賞しており、「スーパースターステータス」を持つ唯一のプロバイダーです。
この特別な保険プランは、当校のコースで勉強するために海外渡航する方のニーズに合わせて設計されており、全4都市において非常に優れた水準でカバーされています。
加入登録はとても簡単で、コース申込みと同時に行うことができます。 その後24時間以内に保険ポリシーの確認を受け取り、48時間以内にEメールでカードを受け取ります。このカードは保険内容の証明として携帯できるものです。
guard.Meの保険の主な機能は次の通りです。
- ご自身または近親者の事故・病気のためにコースをキャンセルまたは短縮する必要がある場合の、前払いコース費用の払い戻し。 保険はイタリア到着前のキャンセル料をカバーします。
- 医療費の支払い(事故や病気の場合)
- 緊急歯科治療
More information: https://www.guardme.eu/
イタリアで有効な健康保険は、ビザ申請の基本要件であり、なおかつイタリア到着8日以内に行う滞在許可証の申請にも必要になります。
日本の健康保険は、日本国外では有効ではありません。
要件を満たす海外留学保険に加入して、ご出発前にイタリア大使館または領事館の証明をもらうことが必要です。
また、それとは別途イタリアに到着後、イタリア国民健康サービス(SSN)に加入することもできます。加入すると、担当医師による健康チェックや薬の購入、検査等を無料で受けることができます。 登録は1年間有効で、料金は149.77ユーロです。
SSNに加入するには、以下の手続きを行ってください。
Per iscriverti al SSN, dovrai seguire questa procedura:
- 郵便局(どこでも可)に行き、サービスの登録料(149.77ユーロ)を支払うために払込み用紙(bollettino di pagare)に記入してください。用紙には下記のとおり記入してください。
a: Amministrazione P.T. Regione Lombardia – c/c postale 379222 – causale: “Iscrizione volontaria al SSN”. - お近くの地方保健局(ASL)に、下記の書類を持って行ってください:
– EU国内の方:
- 払込み領収書
- 出発前に自国で請求されるTEAM / EHICカード(欧州健康保険カード)、 または様式E106
– EU以外の国籍の方:
- 払込み領収書
- 納税番号
- パスポート
- 滞在許可証申請の受領書
- 入学許可証明
- 滞在先の証明
到着したら
納税番号(Codice fiscale)の取得
納税番号は、財務省がすべてのイタリア市民および一時的にイタリア国内に住む人々に提供する英数字コードです。SSNへの登録、銀行口座開設、賃貸契約書締結などをするときに必要となります。
あなたの国に既に納税番号が設定されている場合は、イタリア大使館または領事館にご連絡ください。
イタリアに着いたら、滞在する都市の「Agenzia delle Entrate(収入局)」に申告してください。ロンバルディア州の事務所一覧は下記WEBサイトでご確認ください。http://lombardia.agenziaentrate.it
下記の国の方はパスポートをお持ちください。
EU、アンドラ、アルゼンチン、オーストラリア、ボリビア、ブラジル、ブルネイ、カナダ、チリ、中国(香港、マカオのみ)、韓国、コスタリカ、クロアチア、エクアドルエルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、イスラエル、日本、メキシコ、モナコ、 ニカラグア、ニュージーランド、パナマ、パラグアイ、サンマリノ、シンガポール、アメリカ、バチカン、ベネズエラ
上記以外の国の方は、パスポートと滞在許可証の申請受領書をお持ちください。
滞在許可証の取得
EU国内の方
EU国内から来られた場合は
- 有効な身分証明書を所持していれば、滞在許可の申請なしに3カ月までイタリア国内に滞在できます。
- 居住都市の自治体の登録簿に登録することにより、3ヶ月を超えて滞在を延長することができます
ミラノに滞在される場合は、下記WEBサイトより予約することができます。www.comune.milano.it
WEBサイトでこのようにお進みください。 → Servizi online → Servizi Anagrafici → Residenza stranieri
申請の際は下記の書類をお持ちください。:
- パスポートまたは身分証明書
- 入学許可証
- 奨学金や銀行預金の証明書など、滞在期間の十分な財源があることを証明する書類のコピー
- 健康保険の支払い領収書のコピー
EU国外の方
EU国外から来られた方は、イタリア到着日から8日以内に滞在許可証の申請が必要です。.
申請の前に
初めて滞在許可書を取得するとき
- お近くの郵便局に行ってください。
- 「ウェルカムデスク」を探します。
- 滞在許可申請のキットをもらいます。
- キットを記入します(わからなければスタッフにお尋ねください)。
完成したら、「Sportello amico」のロゴがある郵便局に下記書類と一緒にキットを提出してください。
- パスポートのコピー(個人情報と査証のページのみ)
- 保険の支払い領収書のコピー
- イタリア大使館または領事館の印鑑の入った入学許可証のコピー(出発前のビザ申請にて印章をもらうこと)
- 16ユーロの印紙(タバコ屋(Tabacchi)で購入することができます)
- 電子滞在許可証(約30ユーロ)取得のための、払込み用紙。用紙はキットに入っています。支払い後は領収書が返却されますので保管してください。
郵便局の係が、必要書類が揃っていることを確認できるよう、封は閉じずに提出してください。 申請する際、さらに30ユーロのお支払いが必要です。
郵便局でキットを提出したら、入国管理局または滞在地の最寄りの警察署にて滞在許可証が受け取れる日が書かれた召喚状を受け取ります。
滞在許可証の受け渡し日当日の持ち物:
- キットに含まれる書類の原本
- 各支払いの領収書
- 計4枚の証明写真
滞在許可証の更新(延長)
滞在許可を延長する – 受けている語学コースを延長する場合は、滞在許可の更新を申請できます。
重要な条件は、更新の理由が、最初の許可を取得した時と同じ分野の勉強であるということです。
滞在許可の延長を受けるには、滞在許可の更新用のキットを入手し、再度申請の手続きをとってください。
キットは「Sportello Amico」のロゴのある郵便局で入手できます。
キットと最初の申請の際に提出した書類(1~5)と、在学中の学校の出席証明書及び成績証明書のコピーを郵便局に提出してください。
郵便局の係が中を確認しますので、キットは閉じずに提出してください。申請の際、さらに30ユーロのお支払いが必要です。
郵便局でキットを提出したら、入国管理局または滞在地の最寄りの警察署にて滞在許可証が受け取れる日が書かれた召喚状を受け取ります。
確実な更新のために、滞在許可証の有効期限の少なくとも60日前に更新手続きを開始されることをお勧めします。
銀行口座の開設について
支払いや、自国からの送金受け取りなどのために、銀行または郵便の口座を開設するには、下記の必要条件がございます。
- 18歳以上
- 有効な身分証明書
- 納税番号(Codice Fiscale)
- 口座開設のための預金(少額で可)
一般的にイタリアの銀行の営業時間は下記のとおりです。
8.30-13.30 / 15.00-16.00
郵便局は基本的に朝8時20分(土曜日を含む)にはオープンしますが、閉店時間は日によって異なる場合があります。
お近くの郵便局を見つけるには、Poste Italianeのウェブサイトをご覧ください。
https://www.poste.it/cerca/index.html#/vieni-in-poste/